脚立の使用による事故というのは非常に多いらしく、いくつかの省庁からも注意喚起がとんでいる。メーカーからの注意喚起、取り扱い上の注意の表記を見ても実に多くの項目があった。

今回はそのなかでも倉庫内でありえるケースのみをピックアップして紹介する。例えば脚立をはしご形態にしての使用は倉庫ではあまり考えられないので省く。

カッコ内の%の数値は消費者庁調べの知らない人の割合である。

段差がある所で置いて使わない。(5.6%)
そりゃそうだ。
脚立_段差
昇降面を作業方向に向ける。(データなし)
脚立はどっちの方向に倒れやすいかというと、青い矢印の方向である。ゆえに昇降面を作業方向に向けるのが基本。ただそれだと狭い通路では使いづらいのだがどうしたものか。
脚立_倒れやすい方向
人の出入り口やドアの前では使用しない。(データなし)
誰かが知らず扉を開けてきたら危険である。やむをえないときはドアロックをかけるか見張りをたてる。
脚立_ドアの前
はしご・脚立を背にして昇り降りしない。(13.9%)
 脚立_背にして
はしご・脚立の脚の幅より横に身体を乗り出さない。(21.9%)
重心が支柱からはみ出さないようにする。 へそルール (バックルルール)というものがあり、体の中心になるヘソが.脚立の幅からはみ出ないようにすべきである。
脚立_身を乗り出して
天板の上に乗ったり、座ったりしない 。(32.3%)
規格上そういうことになっている。詳しくは前回の脚立の記事を参照のこと。
脚立_天面に乗らない
脚立ではなく踏み台であれば天面に乗ってもいい。
脚立_踏み台天面
脚立は実に多くの使用上の注意事項があって私も調べていて驚きっぱなしであった。特にはしご兼用脚立に注意すべき事項が多いのだが、そもそもはしご兼用脚立は倉庫に必要だろうか?はしご形態にしての使用なんて倉庫ではそうそう考えられない。であればはしご兼用脚立を排除してより安全な踏み台上わく付き脚立を使う事を検討するのがまず先決である。
脚立_安全な脚立

参考文献

SG認定基準
消費者庁
製品評価技術基盤機構
長谷川工業

おすすめ動画