前回梱包用テープについての記事を書いたが、いろいろ調べているうちにあまりにもたくさんガムテープに関するトリビアがでてきたので別途今回記事にすることにした。ガムテープの闇がここまで深いとは。

ガムテープの誤解
ガムテープとは本来クラフト紙に糊を塗って乾燥させたテープである。使用するには切手のように水をつける必要がある。

初めから粘着していて反対側には剥離加工がされている現在のガムテープは本当はガムテープではない。ではなんと言うのかというとクラフト粘着テープである。 布のやつは布粘着テープである。

布粘着テープはまだしもクラフト粘着テープなんて一体なんだよ!と疑問に思ったことはないだろうか。ホームセンターにガムテープを買いに行ったがあるのはクラフト粘着テープ、ガムテープに似ているがなんなんだガムテープじゃないのかこれはと。

クラフトとはクラフト紙のことで、強度を落とさないため漂白行程を行なわない紙のことである。

メーカーはなぜかクラフト粘着テープのことをガムテープと言いたくないらしい(三陽工業富士工業)。

ガムテープのガムとは何か
ガムテープを英単語(英語ではない)にするとgummed tapeとなる。
gummedはgumの過去分詞。名詞としてはガム、またはゴム。チューインガムのがむでありタイヤのゴムである。ガムとゴムは日本語では別だが英単語では同じなのだ。動詞としてはゴム糊でくっつけるという意味なのでgummed tapeはゴム糊でくっついたテープということになる。

ガムテープを英語で言うと
じゃあガムテープの英語はgummed tapeなのかというとちょっとそういうわけでもないらしい。
実際には以下の三つが使い分けられているようである。

粘着テープ adhesive tape
梱包用テープ packing tape
ダクトテープ duct tape

ダクトテープとはアメリカで人気の高性能なテープのようである。よく映画で犯人が人質の手を後ろにまわし手首を銀色のテープで固定しているが、あのテープである。wikipediaの日本語のガムテープのページから言語指定を英語にすると英語のダクトテープのページへ飛ぶほどである。

まあ、少なくともgum tapeは和製英語だ。