今回は梱包に使われる3つのテープのお話。一般的に以下の三種類のテープが使われるが、それぞれ比較しながら特徴を紹介する。

OPPテープ

テープOPP
ガムテープ(紙)
テープ紙
ガムテープ(布)
テープ布

いわゆるガムテープというものを家庭では使っているだろうし、布のガムテープは強力だがちょっと高いというのが一般的な認識だろう。そして倉庫ではなぜかOPPテープを多用している。

この三つのテープの一般的な特徴を表にしてまとめてみた。

テープ_比較
材質
OPPとはOriented PolyPropyleneの略で日本語では二軸延伸ポリプロピレンフィルムとなる。二軸延伸というのは伸ばしてあるという事で、つまりこれ以上もうあまり伸びませんよという事だ。せっかくテープを貼っても伸びられたら緩んでしまい困るのである。

ガムテープ(紙)の表面がツルツルなのは剥離剤が塗ってあるからである。なにせ紙なのでそのままぐるぐる巻いてしまっては使用時に表面がはがれて使い物にならないのである。
シールを思い浮かべてみればわかりやすいだろう。シールもツルツルの紙に付いて売られてるが、あれが普通の紙についてたら剝がすのが大変だろう。


ガムテープの色は大抵ベージュだが、今は様々なカラーのガムテープが売っている。
ではなぜガムテープはベージュ色なのか

ガムテープ(紙)の紙とはクラフト紙のことである。これは段ボールの材料ともなっているもので、クラフト紙とは強度を落とさないために漂白行程を行なわない紙のことである。つまり紙の原料の木材の色ということなのだろう。強度がある紙なので強度が欲しい段ボールやガムテープに使われる。ゆえにベージュ色である。

という事はカラーのガムテープの強度は大丈夫なのだろうか??もし漂白後に染色しているとすれば??

値段
若干ガムテープ(紙)よりOPPテープのほうが高いが大差はない。だがガムテープ(布)は倍近く高い。

手で
OPPは切れないのでテープカッターが必要となってくる。最近は手で切れるOPPテープも出てきた。

重ね張り
ガムテープ(紙)は剥離剤が塗ってあるために重ね張りができない。最近は重ね張りができるガムテープ(紙)もでてきたが値段は1.5倍程度。それはペンで文字も書けるもよう。


どれを使うべきか

ざっと三種類のテープを比較してみたがいかがだったろうか。

OPPテープはほとんど死角がないように思うのだが、家庭ではガムテープのほうが普及してるのは手で切れないからということなのだろうか?手で切れないことがそれほどまでにハードルになるということなのだろうか。

一方倉庫ではOPPテープの需要が高い。テープカッターが必要ではあるがむしろテープカッターがあったほうが作業効率はいいし、透明ゆえに重要な印字情報を隠さないまま貼れる。

鉄の部品などの重量物が入った段ボールとかにはガムテープ(布)を使う事になるだろう。

OOPテープもガムテープ(紙)もそれぞれ弱点を克服した商品がでてきている。今後もさらにテープの改良がおこなわれればまた今までの常識がかわってくるのだろう。アメリカからはダクトテープという黒船も押し寄せている。

ちなみに現段階ではガムテープ(布)の謎があまり解明できずほとんど記事にはできなかった。。
解明できてない謎
・クラフト紙でないのになぜベージュ色なのか?
・なぜ粘着力が強力なのか?その粘着力をなぜガムテープ(紙)でつかわないのか?