冷蔵倉庫とは生鮮食品や冷凍食品などを低温で貯蔵することを目的とした保管温度帯10℃以下の倉庫である。

温度管理

菌は10度以下で増殖が遅くなり、マイナス15度以下でほとんど繁殖しなくなる。
それゆえ冷蔵庫は0~10度、冷凍庫はマイナス18度以下に設定される。
ただしマグロは冷凍温度によって褐変(変色)するまでの期間が変わり、マイナス60度程度で凍結保管するのが最適なため超低温で管理する。

その結果、冷蔵倉庫の温度帯は以下のように区分される。

保管温度帯
超低温 マイナス40度以下 マグロ
冷凍 マイナス40度~マイナス18度 冷凍食品など
冷蔵 マイナス18度~プラス10度 乳製品、野菜など
定温 5度~18度

都道府県別 所管容積・製氷・凍結一覧(2016年6月30日現在)を元に温度帯別所管容積のグラフを出してみた。
温度帯別所管容積
これを見るとマイナス20度~マイナス30度が圧倒的に多く、これが一般的な冷凍倉庫の温度帯ということになるのだろう。
次いで多いのがプラス10度~マイナス2度で、これが一般的に言われる冷蔵倉庫の温度帯。
そして三番目に多いのがマイナス50度以下の倉庫で、これがマグロ倉庫ということなのだろう。

それにしても冷蔵より冷凍のほうがここまでぶっちぎりで多いのは意外であった。

温度以外の管理
チルド室ではさらに湿度管理、光触媒装置におる滅菌脱臭もされている。

その他、普通の倉庫と違うところ

天井が低い事も珍しくない
 普通の倉庫は大抵天井が高い。だが温度管理のためなのか知らんが冷蔵倉庫は天井が低いところも多い。
ファンがうるさい
 空気を循環させるファンの音がうるさい。特に天井が低い倉庫はファンが近くてうるさい。まるでサーバー室。
搬出入戸口が密閉
 トラックと倉庫の間の隙間がないようドックシェルターなるもので隙間を防いでいる。
大抵夜勤もある
 鮮度が大事ということなのか、相対的に人件費より施設にコストがかかるためなのか知らんが大抵夜勤がある。
ボールペンが凍る
 冷凍だと書けなくなるので鉛筆を使用することもあり。しかし食品を扱う上で鉛筆を使うのはカスの混入の恐れもあり鉛筆禁止になってることもあり。じゃあどうしろと。。

冷蔵倉庫が多いのは神奈川県

全国のエリア別保管能力を見ると神奈川県が一番冷蔵倉庫が多い。確かに神奈川にはヨコレイがあるからなぁ。冷蔵倉庫で働きたければ神奈川県に行こう!

でもそんな人はあまりいないんだろうなぁ。外人がいっぱい働いてたし。

参考文献

wikipedia
ニチレイ
ヨコレイ
日本冷蔵倉庫協会
冷蔵倉庫協会パンフレットpdf
小学校向けパンフレットpdf